SDGs開発目標15.陸の豊かさも守ろうNo. 112

持続可能な未来へ向けて環境教育への注目の高まり

環境教育という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

環境教育はその名の通り環境問題に対して考える機会を持つための教育であり、これからの未来を担う子どもの教育に必要不可欠なものとして学校や地域での導入が推奨されています。

環境教育の内容は実際に川、山などに行き動植物を観察したり、河川でのゴミ拾いを通して廃棄物問題について考たりなどバラバラですが自ら環境問題に対して自発的に考え行動するということに重点を置いた活動となっています。

自然とふれあう機会の減りつつある現在

の環境教育は大きな役割を持ちつつあります。しかしながら、学校では環境教育に割ける時間、環境などが少なく積極的に行われていない場合も多々あります。そこで学校であまりそういった活動があまり行われていないという方は少し視野を広げて、自治体や大学、企業などが行っている環境教育活動を探すことも重要となってきます。

そこで、色々なところで行われている環境教育のなかで面白いと思った西武グループの活動を紹介します。

西武グループでは様々な活動を行っており、その中の1つである「富良野自然塾東京校」では、「北の国から」の作家である倉本聰が塾長を務める「富良野自然塾」の活動を、東京都立川市の国営昭和記念公園内に設置されたコースを使って体験できるプログラムが行われています。プログラム内では目隠しをして裸足で自然とふれあうことで視覚以外の感覚を研ぎ澄ませて自然を感じる非日常的な体験や施設内のオブジェを使って地球の構造や太陽との関係を学ぶ活動などが行われており、生物観察に重きを置いた、他の環境教育活動とは少し違ったプログラムを体験することができます。

他にも「はち育」という活動公園内での養蜂を通した「味覚」を通じて地域のみどりを感じるという新しいアプローチも行っており他では体験できない経験をするのにオススメです。

特に、自然があまり身近ではない都市部に住んでいる人は都市部の公園で行われている西武グループの活動は貴重な機会となるかも知れません。

 

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