SDGs開発目標11.住み続けられるまちづくりをNo. 648

【万能】さらしのある生活|上手に活用しよう!

日本には「もったいない」という言葉もあるように、物を大切にする生活があります。
その頃に使っていたものは、布・板・葉・土など、地球の恵みである「自然の物」を上手に活用し、無駄のない循環が生まれていたのです。
ですが、忙しい現代の人々はより効率を求めて、使い捨てやプラスチック素材の商品を湯水のように使い、地球を汚し続けています。
そこで今回は、日本古来より使われていた「さらし」をピックアップして、地球に寄り添った過ごし方ができるように解説していきます!
ほんの少し、物を変えるだけで良い環境を作り出すことができますよ!

さらしの活用法1.食器拭き・台拭き

さらしは、吸水性があるのに薄くて乾きやすい特徴があります。
食器を拭いてびしょびしょになっても、絞ったらまた吸水性が戻りますので使いやすいです。
机の上も、ウエットティッシュなどを使わずとも、さらしでサッと拭いて、ハンガーやピンチで干して置いたらすぐに乾きますよ。

さらしの活用法2.水切り

野菜を洗って水切りをする時、キッチンペーパーを使う人も多いでしょう。
私は専用の水切り機(回転させて水気を飛ばす)を使っていますが、こちらもプラ商品ですし、場所を取るので邪魔です(笑)
さらしを使えば、野菜を包んで軽く振れば水切りできますし、他にも豆腐の水切りやヨーグルトなどにも使えます!
とても万能ですね!

さらしの活用法3.絞る

日本では、食材を絞って使う料理も多いですね。
例えば、キュウリ・玉ねぎ・葉物野菜などに使えます。
さらしは蛍光漂白剤を使ってないので、直接食品に使っても安心なのも嬉しいポイントでしょう!

さらしの活用法4.濾す

出汁とるにも重宝できるさらし。
キッチンペーパーで濾すことはできますが、漂白剤が使われているので避けたいところ。
さらしは、目が細かいので綺麗に濾すことができるのです!

そして、コーヒーフィルターの代わりとしても使えるので、ゴミがでません!!
これは、ドリップコーヒー好きの私には、ありがたい発見でした。

さらしの活用法5.蒸し・温め

熱にも強いさらし!
お野菜を蒸す時にもよし!
水に濡らしたさらしを軽く絞って、お皿にフワリとかけてレンジでチンもよし!
ラップを使わずにさらしが大活躍します。
もうここまで来ると、死角なしの存在ですね!

昔の知恵を少しずつ取り戻そう

現在は、プラスチックや使い捨てがあり便利さを知ってしまったので、いきなりそれをゼロにすることは難しいです。
しかし「これくらいなら、使い捨てなくても大丈夫」という環境フレンドリーな考えを常に持っていれば、ゴミを減らしサスティナブルな世の中に変わっていくでしょう!
なにより、使う物を大切にすると、愛おしさも生まれてきます。
さらしも使えば使うほど、手に馴染んでくるので気持ちがいいですよ!
昔の知恵をちょっとずつ生活に落とし込んでいきましょう。

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