SDGs開発目標1.貧困をなくそうNo. 664

未来を育くみ、みんなにいい食堂「こどもごちめし」

食事にアクセスしづらい家庭や孤食の子どもたちに対し、無料または低額で栄養のある食事を提供する「こども食堂」。  

こども食堂は本来、孤食や飢餓になってしまうことを防ぐためや、地域交流を活発化させる目的もあります。 
ですが地域住民のボランティアが主体ということもあり、居場所を求める子どもたち・利用者の必要なタイミングや頻度で、必ずしも食堂が開かれているというわけではない問題があります。  

こうした現状や課題を解決するために始まったのが、「こどもごちめし」という新たな取り組み。  

もともとある地域の飲食店をこども食堂として活用し、子どもたちへ無料で提供される食事の財源は、個人や企業、自治体(ふるさと納税など)からの寄付金で成り立っています。 
スマートフォンやカードで会員証が子どもたち(保護者)へ発行されて、それを提携飲食店で見せると1,000円までの飲食代が無料になる仕組みです。  


参照:こどもごちめし – こどもの居場所とまちの未来を育むサービス  

食事の提供者は営業許可を得ている店舗ということもあり、衛生面でも安心。 
また、既存のこども食堂が直面していた人手や資金、場所、運営の持続可能性といった課題も自動的にクリアになります。  

また、提携する飲食店は手数料なしで導入できるので、こどもの食事を援助しながら、売上の向上もかなえて地域の活性化につながります。 ​​ 

2022年の厚生労働省の国民生活基礎調査によると、子どもの相対的貧困率は11.5%(前年度14.0%)、7人に一人の割合で経済面で困難なこどもたちがいます。 
コロナ禍を経て落ち着きをみせている現在でも、2018年度と同様の割合。  

こどもの隠れ貧困や孤食というような問題に対して関心がある方はぜひ「こどもごちめし」のウェブサイトをご覧になってください。 
そして未来あるこどもたちのために、わたしたちはスマートフォンからその手助けの一歩を踏み出せます。  

公式サイト:こどもごちめし – こどもの居場所とまちの未来を育むサービス 

フランスの小さな町に住んでいます。 関心ごと:衣食住におけるエシカル消費、環境問題、ゼロウェイスト、食にまつわる取り組み、社会問題

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