SDGs開発目標11.住み続けられるまちづくりをNo. 581

マイクロプラスチックが人体から検出!海を守る事で見えた未来。

みなさんこんにちは。

SDGsを経済の観点から捉えた記事を主にUPしています。eSです。

つい先日海を汚染してきたツケが人間にいよいよ回ってきた事実が報道されました。

心臓手術を受けている人間の心臓からマイクロプラスチックが初めて検出されたというニュースでした。

マイクロプラスチックとは、直径5ミリメートル以下の非常に小さなプラスチックの断片のことで、このマイクロプラスチックによる海洋生態系への影響が長年に渡り警告されてきていました。

その理由としてはプラスチックは自然に分解されることがないため海に長期滞留し蓄積していくと言われています。2021年の発表では、年間で1000tを超えるプラスチックごみが海洋に流入し続けているといわれました。そのため海洋ごみなどによる海洋汚染の防止と削減を目指すべくSDGs14番にターゲットとして掲げられています。

長期間海を漂い続けるマイクロプラスチックは世界中の海に広がる中で、海洋生物がプラスチックを餌と間違えて食べ、死に至るケースが多くなるという事例もたくさん報告されています。

例えば、ウミガメやクジラがプラスチックを餌と間違えて誤食すると、プラスチックを体内で消化できないため満腹感が持続して餌を食べられなくなったり、飲み込んだプラスチックの尖った部分が消化器官に損傷を与え、餌を消化できなくなってしまうのです。そして、プラスチックの誤食は繁殖率の低下にもつながるといわれています。

マガキにマイクロプラスチックを与えると、卵細胞の減少や精子の運動能力の低下、幼生数の減少や成長速度の鈍化が起こることが報告もされています。

その中で警告されていたことは、マイクロプラスチックの海洋問題は海に生きる生物だけの問題ではないということでした。

私たち人間も、マイクロプラスチックを体内に入れた海の生き物を食べるという、【食物連鎖】とによって人体に取り入れることになるということがどう影響するのかと懸念されていました。世界各国で人体への研究が進められていた矢先、衝撃な事実が報道されました。

先述しました通り、人の心臓からマイクロプラスチックが検出されました。

しかもそれが心臓だけに留まらずに、すでに胎盤や肺、肝臓、腎臓などの内臓からもみつかり、それだけではなく血液や母乳、精液からも見つかりました。患者の血液からは9種類のマイクロプラスチックが検出されているようで、1番大きなサイズの断片直径は184μm0.184ミリメートル)だったそうです。

血液に存在しているということは毛細血管を含め人間の身体の中には96000キロ(地球2周半もする)の全身に巡らされている血管を通じて、身体中の細胞にマイクロプラスチックが運ばれているということです。

ほとんどの臓器にマイクロプラスチックが検出されていることも納得します。

母乳にもあるなら子供への影響はどうなるのか。精子にもあるなら胎児への影響はどうなのか。人体におよぼす影響が明らかになるのはまだ先ですが、身体の中にプラスチックを入れたい人なんているのでしょうか??

今からできる私たちの海を守る行動が、未来の命に繋がることが明らかになりました。海を守ることが巡り巡って自分を含む命を守ることになりそうです。

私たちの欲しいと 私たちの頑張るは 地球と繋がっている…

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