SDGs開発目標12.つくる責任、つかう責任No. 662

「うま味」を食品ロスからつくる、コペンハーゲン発のスタートアップ

食品ロス問題に関心がある方なら、試したことも多いであろう「ベジブロス」。  

ベジブロスとは元々植物性のブイヨンのことを指しますが、 
最近では調理時に出てしまう野菜の切れ端や皮、種などの野菜くずを煮込んでとるダシとして広まっています。  

自宅で簡単に作れて、無添加でおいしく栄養価も高い。 
さらに生ゴミが減るので、食品廃棄の問題削減にもつながる!というさまざまなメリットがあります。  

今回は野菜にかぎらず、あらゆる食品の残り物からうま味調味料をつくりだすコペンハーゲン発スタートアップ「REDUCED」の商品をレビューしてみたいと思います。  


「世界から食品廃棄を減らすこと」をミッションとした、コペンハーゲンに拠点をおくREDUCED  

彼らは本来廃棄されてしまう食品の残り物である、 
果物の皮や芯部分・魚の骨・米や豆類のカス・野菜くずなどのアップサイクル農産物を利用して「うま味調味料」や「プロテイン食品」を製造しています。  

今回試してみたのは、Mushroom umami concentrat=きのこのうま味濃縮ソース。  

廃棄されてしまうけど食べられるきのこや、その軸部分などと麹を発酵させてつくられたものだそうで、 
和食で使うしいたけの煮汁のような感覚で、スープやパスタに使用するととっても美味しかったです。 

 

レストランや家庭での食品ロス課題はもちろん周知の事実ですが、 
世界で生産される食料の約14%は食べれる状態にも関わらず、市場に出る前に廃棄されてしまうという問題もあります。  

食品加工技術もさることながら、本来廃棄されていた食品を活用する彼らの取り組みはとてもサステナブルであり、理に適っています。 

 わたしたちが食品ロスにSTOPをかけるために、身近でできることもたくさんあります。  

調理中の野菜くずや、スーパーなどの見切り品を積極的にベジブロスに活用する、アプリを使って廃棄されそうな食品を購入するなど、 
おいしく地球にもいいことにぜひ取り組んでいきましょう。 

フランスの小さな町に住んでいます。 関心ごと:衣食住におけるエシカル消費、環境問題、ゼロウェイスト、食にまつわる取り組み、社会問題

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