遊びの中で学べる。SDGsがぐっと身近になる絵本3選
地球に暮らすみんなが幸せになるための目標=SDGs。
低年齢のこどもにはちょっぴり難しいテーマで、「なにをどう説明すればいい?」と頭を抱えるパパママは多いもの。
そんな時こそ絵本の出番。こどもにもわかりやすい形で、楽しみながら学べる機会がつくれます。
今回は一度は読んでおきたい、親子の会話も広がるSDGsがテーマのおすすめ絵本を紹介します。
【1】SDGs目標1を学べる|『せかいでいちばんおかねもちのすずめ』(作:エドアルド ペチシカ)
少しだけ欲張りなすずめのぼさぼさ君が、パンや麦をひとりじめするお話。
最初は「世界一おかねもちのすずめになれた!」と喜んでいたのに、途中でさみしさや孤独を感じ始めてしまうのです。
実際の世界でも超富裕層は全人口の1%で、その人達が資産の4割を保有していると言われます。
そうした構造であっても、飢餓や貧困をへらし、資源や食料が偏らないように支援や寄付、是正が必要ですよね。
この本には「シェアする心や助け合いは大事」という普遍的なメッセージが込められています。子供だけでなく大人にもおすすめできる一冊です。
リンクはこちら
【2】SDGs目標5を学べる |『ぼくのママは うんてんし』(作:おおともやすお)
運転士のママと看護師のパパを持つのぞむ君。
「看護師は女性のお仕事、運転士は男性の職業」という、古きジェンダーの固定観念を取り払ってくれる時代に適した絵本です。
ジェンダーギャップ以外にも
・誇り高く仕事に打ち込む共働きパパとママの気持ち
・家族や自分達を支えてくれる人への感謝
・どんな仕事にも誇りを持ってのぞむ大切さ‥
・「私はわたし」という自己肯定感
今だからこそ学んでおきたい「大切なコト」をぎゅっと凝縮した一冊です。
リンクはこちら
【3】SDGs目標13を学べる|『CO2のりものずかん』(作:三浦 太郎)
目で見ることはむずかしい温暖化の原因であるCO2。
この本の魅力は、こどもでも身近な自動車やバスが、どれくらい二酸化炭素を排出しているのかを視覚的にわかりやすくデーター化して説明している点です。
「なるべく車を使わないためにできることは?」
「CO2をあまり出さない車ってあるのかな?」
といった話の横展開も自由自在。こどもの興味やアイデアを引き出せそうですね。
乗り物好きなお子さまには特におすすめの一冊です。
リンクはこちら
絵本だから育める子ども達の豊かな想像力や情緒、そして親子の絆があります。
小さな子どもの大きなポテンシャルを育むきっかけに、絵本を活用してみてはいかがでしょう。
※画像出典
みなさんの投稿
コメントを投稿するにはログインしてください。