well−beingが変える企業価値と企業実績
みなさんこんにちは。
SDGsを経済の観点から捉えた記事を主にUPしています。esです。
本日は昨今よく耳にするwell−beingについて記事を書いていきたいと思います。wellとは良好という意味で、beingは状態という意味です。つまりはwell−beingとは、満ち足りた状態であるということです。企業におけるwell−beingとは、従業員があらゆる面において満ち足りている状態のことを意味しており、ひいては企業価値の向上とも言われています。
2020年の段階でwell−beingを取り入れている企業は24%。取り入れたいと思っている企業は50%。未定が30%。という数字が出ています。1001人以上の従業員がいる企業ほど積極的な取り組み姿勢があるとも言われています。その理由は【エンゲージメント】であり、それが高まることこそ企業の成長につながってくる原理原則にある意味シンプルなものの考え方になっているのかもしれません。
ただ理解はしていても、何をしていいかわからない。という意見も多く、取り入れたいと前向きだったとしてもうまくシステムが作れないという企業が大半だとも言われています。企業成長にとっても重要なのに“これ”といった方法がないのも現実です。
well−beingは、人に対してのものであるので、多様性がある現代の中で“これ”といって方法がないのは当たり前といったら当たり前なのかもしれません。人によって“幸せの形”も多様化しているからです。
なのでwell−beingとは多面性を持ち合わせてもいます。身体的(健康)、精神的(幸せ)、社会的(貢献)を示しており、重複しますが、すべて満たされている状況のことを言います。経済的な理由だけで働くことが理由になっていたり、満たされていることではなく、経済面以外が非常にフォーカスされいるのが現代に求められる働き方です。
ある記事で知った出来事です。
パーツやナットを製造する西精工の本社工場では、ほぼ毎日誰かの誕生日が祝われる。
なぜなら、そこで働く社員が250人以上いるからです。勤続24年のYさんの還暦の誕生日の日は、社長西氏の熱い抱擁があり、手紙や花束が贈られた。Yさんは涙を流しながら「この会社にはいって本当に良かった」と話していたのが印象に残っています。この会社は日本でも「月曜日が楽しみ!」という従業員が多く有名です。ではこのシステムをマネすればいいのか…同じことを急に明日から取り入れたとしても、「急にハグするなんて…セクハラ!」と言われかねないですよね。
そして、そうゆうことをされるのが苦手な方もいらっしゃいますよね。なのでwell−beingには”これ”といったお手本がないのです。
日本一社員満足度の高い会社で有名なECスタジオさん。
非常識といわれているその働き方は本にもなっている。電話は社内にはなく、上司は怒らない。10連休は年間で4回取れる。
『ランチトーク』という部下が上司を気軽にさそいランチをするとランチ代は会社持ちになる制度があったり、『ゴーホーム』と呼ばれる制度は実家に帰省する代金を会社が持つシステム。
well−beingが高まることで会社は140〜200%で成長をしている。しかし大きな組織になるとこのような仕組みがうまく回らなくなると予想もされておりそのために会社の売り上げの上限を14億と決めて、会社を大きくしないと宣言している。ここが非常織と言われる所以です。
well−beingが高いと会社の価値も実績も高まることに注目をしながら今回は記事を書きました。週休3日制になる方が業績が上がるとも言われる中、AIの活用DXとの連動が今後の働き方をより一層変えていくと思います。未来が楽しみです。
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